口唇ヘルペスの原因

口唇ヘルペスというのは、くちびる、その周辺の顔面に、小さな赤い水ぶくれができるという病気です。日本人の10人に1人くらいはこの口唇ヘルペスにかかることがあるという、かなりなじみのある病気といえます。特に、風邪などで体が弱ったとき、ストレスが慢性的に重なったときなどによくみられるものです。
口唇ヘルペスの原因ですが、単純ヘルペスウイルス1型という名前のある、細菌などよりもさらに直径の小さな生物に感染したことが原因となっており、実はこのウイルスは、角膜炎のようにくちびる以外にも感染して症状を引き起こすことがあります。
この病気の症状は、バルトレックスのようなウイルスに効く医薬品を内服することによって治すことが可能です。標準的な治療法としては、バルトレックス500ミリグラムの錠剤を1日に2回投与し、5日間ほど続けるというのが挙げられます。
そのほかにも、患部の皮膚に直接、有効成分の入った軟膏を塗布するという治療方法もありますが、この場合もバルトレックスのような内服薬との併用というのが一般的です。
ただし、ヘルペスウイルスにはじめて感染したときには免疫ができるのですが、実はその後も神経細胞のなかにウイルスが潜伏して、発症まではしないものの、あいかわらず感染した状態が続いてしまいます。そのため、体力低下に乗じてその後も口唇ヘルペスが再発することが、きわめて多いといえます。
再発した場合にもやはりこのバルトレックスを投与することになりますが、再発を防止するための予防的な方法として、バルトレックスを通常の用量よりもさらに少なく、1日1回、1錠だけを毎日飲み続けるというものもあります。
バルトレックスは現在、厚生労働省から医薬品としての承認を受けて流通していますが、発症した際の治療目的での使用と、予防的な目的での使用の、両方が認められています。