バルトレックスとゾビラックスはどちらがお得か

ゾビラックスとバルトレックスは、実はどちらもイギリスに本社をおくグラクソ・スミスクライン社が開発した医薬品で、ヘルペスや水ぼうそうなどの疾患に効果があります。
特に、性器ヘルペス症などは、性行為のときに相手との粘膜の接触などによってヘルペスウイルスが感染して起こるものですが、はじめてこの病気に感染したときには、性器やその周辺に水ぶくれができて痛み、かゆみが発生し、さらには発熱やリンパ節が腫れ上がるといった、つらい症状がみられることが多いものです。
そこで、抗ウイルス薬を内服する必要が出てきますが、どちらの医薬品であっても、ウイルスDNAの複製を妨害して、ウイルスが増殖できなくなるようにするはたらきがありますので、5日分ほどの投与で症状は改善されます。
その際にはたらく有効成分そのものも、実は両者ともかわりがないのですが、バルトレックスのほうは、塩酸塩という、より水に溶けやすくて精製しやすいかたちに工業的に加工されており、1錠あたりの有効成分の含有量も高めになっています。
そのため、バルトレックスは成人の場合は1日2回、1回1錠の投与ですむため、服用のしやすさからいえば、バルトレックスのほうに軍配が上がります。
1錠あたりの単価はバルトレックスのほうが高めですが、国内の医療機関から処方を受ける場合には、保険適用とのかねあいから薬価が調整されていますので、1日あたりで必要な有効成分の量から値段を換算すると、実はバルトレックスのほうが多少安いという結果になります。
ただし、海外からの個人輸入の場合には、ジェネリック医薬品などもあり、両者の値段が逆転して、ゾビラックスのほうがかなり安価となりますので、入手ルートによってどちらがお得かというのは変わってきます。